フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

孤軍奮闘

いいDJがひとり出れば、放送局は成功するというものでもない。
孤軍奮闘みたいな形になれば、結局長続きしないものだ。
いい編成マン、いいプロデューサー、ディレクターがそばにいてこそDJは実力を発揮するものなのである。
俺がいるからこの放送局は持っているのだと本人が勘違いすることもしばしばあるが、それは別にかまわないと私は思う。
それぐらいの矜持がなければ、番組なんか続けられるものではないからだ。
むしろ、そういうDJから最大限に能力を引き出すことができるスタッフがいるかどうかが重要なのではないか。
やりやすい環境を作れるスタッフ、少々のわがままは聞いてあげられるスタッフ、適当によいしょもできて、たまには一緒に飲み明かすことができるスタッフ。
そんないい関係が成立しているコミュニティFMって、一体どれぐらいあるのだろう。
自分のやることはこれだけ、他人のやることには干渉もしないし手伝いもしない。
おれはおれ、好きにやらせてもらう、なんて人も多いことだろう。
でも、それじゃ限度あるんじゃないだろうか。
相互に刺激しあい、切磋琢磨して、自分達はどうあるべきかを議論できる環境を整備して行かないと、精神的に持たないのでは。
そのあたり、コミュニティFM関係者の方とゆっくり話をしてみたい気がするのだが。