フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミニュニティFMに図書館的機能を

少し、極端すぎるかもしれないが、私はコミュニティFMに図書館的な機能を付与してもいいような気がする。
図書館には、著作権法上いくつかの優遇措置がある。
本来購入してしか読めない本を、公共の利益ということで無料で地域住民に読む機会を提供している。
著作権者は、提供した対価は一円も払われない。
確かに自分の作品を読んでくれた人はいても、そこからは金銭的利益は何もないことになる。
最近ではそれも問題ということで、何らかの対価が払われるように改正されるらしいが、それでも図書館の利用が今後も無料であることは変わりないようだ。
それでいいのではないかと思っている。
私がよく例えに出す紙芝居屋と同じ構造なのだ。
子供の頃、紙芝居屋さんがあちこちにいた。
駄菓子を買った子供だけが見ることができるというのが建て前だった。
だが、当時は貧しい子もいっぱいいた。
お金のない子はそれでも、見たいものだから人のあわいさから、顔を出してみたものだった。
「お金のない子はあっち行って行って」そう冷たくいう紙芝居屋もいたが、やさしい人は、決して追い立てるようなことは言わなかった。
今はお金がなくても、いつかお金が使えるようになったら、きっと進んでお金を出してくれるだろう。
今、お金をとることだけが商いではない。
コミュニティFMだって、できれば色んな楽しい、みんなのためになる放送をしたいのだ。
だけど、CDを買う金もない、ボランティアの経費すら払えない。
だから、これぐらいのことは許して下さいとかいうの、たくさんあるはず。
インターネット放送ぐらい、無料でさせてやれよ、それで利益がでるようになってから金を徴集するようにしたらいいだけではないか。
お前は質の悪い、紙芝居屋か。
図書館機能と違う話になったが、本当、何とかしないといけないなと思っている私です。