フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

データベース

コミュニティFMぐらいの規模だと、ダイレクトマーケティングでいいんじゃないかというコメントが前にあった。
そうかもしれない。
マスマーケティングの手法では、ビジネスモデルが作りにくいというか。
たかが相手は2万か3万。
しかも実際にコミュニティFMでも聞こうかと言う人は、その10分の1かもしれない。
だったら、それぐらいのリスナーはデータベースとして放送局においておけるのではないか。
個々の人の名前とか住所、職業から電話番号から。
ネットの時代はやはりメルアドなども必須だ。
放送の使い方次第で、これらのデータベースは簡単に手に入る。
もちろん、セキュリティの問題は発生する。
データが漏えいしないよう、コミュニティFM側も管理能力ぐらいはアップさせないといけないだろう。
地域にどういう人が住んでいて、その人たちはどんな情報をほしがっているか、どんな音楽を聴きたがっているか。
また、その人たちは、それらを得るためにはどれぐらいまでなら自分の金を使っていいと思っているか。
放送局なんかに自分のデータを渡してたまるかと言う人もいるだろう。
しかし、それは放送がそれぐらいのレベルのものでしかないからだ。
相手の顔がお互いに見えていたら、また、相手の心がわかりあえる関係になれば、誰も自分のデータを少しも相手に渡したくないとは思わないだろう。
コミュニティFMも、そういった自分のサービスエリアにいるリスナーを少しずつでもデータベース化していけばどうだろう。
今までの放送局のビジネスモデルとは違ったビジネスチャンスが生まれるかもしれない。
あくまで、今のところは単なる思いつきにすぎないけれど。