フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

お金よりも心

コミュニティFMで仕事をしたいと言う人は、決してお金が欲しいわけではないと思う。
放送の現場で仕事がしたい、自分も番組を作ってみたい、できれば自分の声を考えを放送にのっけてみたい、そう思っているはずだ。
自己表現の場がほしいのだが、地方に行けばなかなかそんな場もないので、ボランティアでもOKという人も多いに違いない。
その気持ちをバカにしてはいけない。
何も知らないやつが、自分を放送の世界で表現したいなんて十年早いよ。
そんなことを言いそうな編成責任者がいると思うと、嫌ーな気分になる。
いいじゃない、そう思うならそう思うで。
あんただって、最初はそう思ったんだろう。
それを思い出して、その時の自分の幼稚さが許せないから、そういうことを言う若い人たちも許せなくなるのじゃない?
やりたいと言うことを、それほど問題がないならやらせてあげなよ。
例え、そんなことやっても、こういう壁にぶち当たるだけだ。
その時に、こちらに別の負担がかかって来るのは目に見えている。
そう思って、否定したくなる気持ちはわかる。
しんどいのは、結局自分なのだと思うから許せなくなるのだろう。
だけど、やってみないとわからない人には、口で何を言っても伝わらない。
しんどいことを引き受けるのは、先達の役目だ。
人と人との信頼関係というのは、そう言った基本的なプロセスを通じてしか得られない。
あなただけがわかっていても、誰にも伝わらない。
そうではないですか?