フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

苦手

とにかく、地元の名士が口出しして来るコミュニティFMは苦手だ。
誰に教えられたのか知らないが、放送とはどうあるべきかみたいな話を恥ずかしげもなくされると、私はどう言っていいのかわからない。
放送ジャーナリズム論なら、まあ少しは聞いてあげてもよいのだが、番組はこうあらねばならぬとか作り手の心構えなんかの話されると、素人は黙っていろと言いたくなる。
理屈だけで家が立つなら、プロの大工はいらんだろうが。
放送は理屈じゃない、放送マンの生きざまそのものなのだ。
頭の中で勝手に想像の翼を広げるのはかまわないが、一体それを実現するプロセスがわかっているのか。
現場に口出しするのは程々にしてもらいたいし、それに便乗して利益をかすめとろうとする連中も何とかすべきだろう。
謙虚にビジネスモデルを構築する、その作業を忘れないでもらいたい。
今、そのあたりにある知識だけではどうしようもないのが、コミュニティFMなのである。
つまらぬ名誉欲の為にコミュニティFMを使う愚はそろそろやめにしてもらいたいものだ。