フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

本当に必要?

コミュニティFMを見ていて、こんなもの要らないだろうと思うことが多い。
一つは、番組審議会。
設置するものとするとなっっていて、総務省への議事録届け義務があるのだという。
私も何度かこの番組審議会の運営に携わったのだが、ほとんど費用の無駄使いみたいなものだった。
何というか、国民の共有財産としての電波を使うにあたってのアリバイ作りに、番審が利用されているとでもいうか。
ほとんど聞いている人もいないコミュニティFMにまで、そんな義務を押し付ける意味があるのだろうかと首を傾げたくなるのだ。
皆忙しいのだ。
ろくすっぽ放送を聞いたことがない審議会の先生から、意見を聞く必要なんかあるとは思えないのだが。


少し、論点はずれるのだが、コミュニティFMにミキサーなんか要るのだろうか。
番組なんかDJのワンマンでいいではないかと私は思うのだ。
ディレクターもいらない、アシスタント一人がつけばそれでいいのではないか。
あるコミュニティFMの編成局長にそういう話をしたところ、即座に否定されたことがある。
DJに任せるだけでは、番組内容がチェックできない。
ディレクターがいてこそ、適正な番組が運営できるのだ、などと言う。
真顔でそういうのだから、この人はきっと自分の意見に相当自信を持っているのだろう。
だが、コミュニティFMはNHKではない。
しょっちゅう、停波させたり、曲をかけ間違えたりしているくせに、何が番組内容のチェックだと私は思う。
第一、DJが少々誤ったことを言っても、何の反応もないのがコミュニティFMではないか。
もし間違っていると指摘があれば、それの方がウェルカムではなかろうか。
仰る通りです、間違っていました、慎んで訂正いたしますと謝罪した方がどれだけリスナーと一体化できるか。
わざと間違えろとまで言わないが、ディレクターとかミキサーとか無駄に人件費を使うなら、少々の間違いなんかどうでもいいではないかと私は思う。
放送局出身の連中ほど、こんなことを言いかねないのだ。
何て頭の堅いことだろうか。