フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コンテンツはただじゃない

コミュニティFMの情報の目玉って何だろう。
その地域の核になる場所にスーパーとか大規模SC(ショッピングセンター)とかあれば、周辺の交通情報とか駐車場の空き状況、今日のバーゲン情報などがそれにあたるだろう。
でも、これらの情報、スタジオで待っていたら、向こうから自発的にやってくるわけではない。
宣伝になるからと言って、スーパーなどからただで情報もらおうと思っても、向こうは通常の業務で大変なのだ。
最初は協力してくれるかもしれないが、そのうち適当にしか対応してくれなくなるのは目に見えている。
コンテンツをタダで手に入れようというのは、虫がよすぎるのである。
結局、番組スタッフが毎日取材し、放送用にアレンジする以外ない。
交通情報なんかも、勝手にカーナビの渋滞情報など使ってはいけない。
基本情報を提供してくれているところに、許可を得ないといけないし、利用料ただというわけにもいかないだろう。
個人的に使っているわけではないのだ。
これは、営利事業のために使っているわけで、所定の費用が発生するのは仕方がない。
だが、コミュニティFMにはこの金がきつい。
月5万円であってもきつい。
スポンサーが確実につくのならまだしも、これをサスでやらざるを得なくなったら地獄だろう。
イデアはいい線行っているのだが、ブレイクダウンすると、途端に問題山積。
コミュニティFMって、結局実践力が弱いということなのだろう。
イデアだけでは商売は成功しないというのが、冷徹な事実というわけか。