最初に金使い過ぎ

ある制作会社の人と話した。
その人は、コミュニティFMの立ち上げに何度か参画されたことがある人。
今も、つきあいでケアしたりしているそうだが、どこも金がなく汲々しているという。
その人の結論だが、とにかく最初に金を使い過ぎるということだ。
そこまで立派な局舎とかスタジオ作らなくても、と思うのだが、色んな業者の人が入ってきていて、邪魔するわけにもいかないので黙ってしまうとか。
オーナーがそうしたいと言われたら、私には止める理由もないですからね。


放送局へのイメージが強すぎるのだろうか。
とにかく、最初は最低の設備からはじめて、お金に余裕ができてから、少しずつ設備を充実させればいいような気もするのだが。
馬鹿にされるような設備にはしたくない、のだろうか。
役所が絡む仕事は、最初こそ肝心だなどと言う人もいる。
できてしまえば、後はどうぞご随意に。
何年か立てば、責任者だった人もどこかへ行ってしまう。
最初だけよければいい、後のことは誰も責任とるシステムになっていないから、無理することはないのだと。
やっぱり、三セクでコミュニティFMが始められてしまったことに問題があるのかもしれない。
三セクで成功する事業なんてどれだけあるというのだろうか。
成功したと思われているコミュニティFMさんがあれば、ぜひお話などお聞かせいただければ。