フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

再送信

殆どのコミュニティFM局が採用しているのが、衛星放送の再送信。
夜から朝にかけて、ミュージックバードやJ−WAVE、スターデジオにFMアメリカ等を受信し、そのまま放送するという形式をとっている。
別名垂れ流し、何がどう放送されるのか、コミュニティFM側では全くと言っていいほどわからない。
曲目の問合せがリスナーから来ると、直接東京のどこそこに電話をして聞いて下さいと答えるコミュニティFM
そんなことで良いのだろうか。
供給する側からすると、受け局にサービスする筋合いはないと言う認識のようだ。
昔は、月額30万なんてこともあったが、過当競争化したのか最近では10万以下というのが当たり前になってきた。
そりゃ、事前に番組内容をコミュニティFMに通知するサービスなんてできまい。
リスナーはどうなのだろう。
こんな垂れ流し番組、面白いのだろうか。
J−WAVEは、東京の普通の番組がそのまま流れているわけで、出演者も豪華、流す曲もアップデートなものが多い。
だから、地方の人には人気があるようだ。
ただし、J−WAVEを再送信するには条件がある。
それは、J−WAVEやそのネット局(JFL)のサービスエリア内にあるコミュニティFMには再送信が許可されないということ。
そりゃまあ、そうだろうな。
最近、第一興商系のスターデジオが再送信のシェアを伸ばしているという話も聞いたが、さて今後どうなるのだろうか。
いずれにせよ、そんなに美味しい話でもないので、大バトルというわけでもなさそうだが。