情報整理能力

コミュニティFMに必要なのは情報整理能力だ、みたいなことを昨日書いた。
取材して得た情報、行政から送られて来る情報、金を出して買った公共サービス情報（ニュースとか天気予報とか）、それから日々得られる活字情報などなど。
これを断片的に紹介しても、局の魅力は生まれない。
その情報をどういうターゲットに向かって、どう取捨選択し、どう整理してリスナーに届けるのか、これはなかなか大変な作業である。
スーパーの安売り情報、商店のお得情報など、タイムリーに提供出来なければ、商売の場がかえって混乱するだけだ。
情報整理能力のあるスタッフなんて、コミュニティFMにどれだけいるだろうか。
この情報整理関連をボランティアに頼っているところがあるが、これは違うだろうといいたい。
情報整理はコミュニティFMの商売の根幹ではないか。
金を使って、スタッフに熟練してもらわないと話にならない。
きれいな日本語をしゃべれるＤＪよりも、遥かに重要なのが情報整理スタッフなのである。
それが、編成という作業のひとつでもあるのだ。
情報をおろそかにして、コミュニティFMに未来はない。
ま、情報をおろそかにして行き詰まっているのは、コミュニティFMだけではないのだが。