フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ハコものFM

無駄な象徴のように言われるハコもの行政。
建物ばかり立派で、中味はからっぽという施設、今や至る所にある。
とにかく建物を作るのに力と金が注ぎ込まれ、後は何とかなるとでもいいたげな状況である。
コミュニティFMにも、ちょっとそんなところがある。
ハコができれば、後は自然とよって来る。
何か、巣箱でも設置している気分なのだろうか。
そんなに甘いものじゃないのだ、コミュニティFMも。
確かに放送局を立ち上げるのに、金も労力も使い果たすと、後は楽して番組だけ作っていたいと言う気分になるだろう。
しかし、大変なのはそこからなのである。
言わば、毎日の主婦業が始まるとでもいうか。
専業主婦が楽だと思うのは、その実体を知らないからだろう。
ま、私も知っているわけではないが。
後は、お前等で何とかなるだろう、なんて言う偉いさんもよく見聞きする。
放送局なんて、本当、開局してから勝負なのだ。
金使い果たしました、なんて愚か以外のなにものでもないのだ。
お金があるなら、機材よりも人に使え。
人は、情報も運んでくれれば、金も運んでくれる。
高い機材が一体何を運んでくれるというのか?
金の使い方、もっと考えてほしいと心から忠告したい。