コミュニティFMの営業戦略

コミュニティFMには、色んな人が色んなコメントをしている。
そんなコメントを見ながらよく思うのは、営業戦略への言及が少ないということだ。
番組はああ作れ、こう作れ、機材はこういうのを用意しろ、役所とのつきあい方はああだ、こうだ。
で、営業はどうしたらいいの？と聞いても、「それは地域によって違うので一概に言えない」で終わり。
早い話、コミュニティFMの営業戦略を語れるような人材はほとんどいないのだ。
コミュニティFMだけじゃない。
既存のラジオ局だって、本当にわかって営業やっている連中なんて少数である。
どこも、国民の共有財産を占有して、時間を切り売りしているだけなのである。
その成果（つまり電波料とか）を国民に還元すると言っても、それは番組という形でお返しなんて寝言が帰って来る。
もうちょっとリスナーを大切にしろ！と言いたい。
ま、そういうわけで、コミュニティFMの営業戦略というか、商品化戦略というのも現状ではないに等しい。
これでよく、開局できるものだ。
何かがおかしい、最初からボタンが掛け違っている。
放送局は利権だと信じ、認可さえ受ければ、何もしなくても儲かるなんて誰が言い始めたのだろう。
既存局で、そんな甘いことを信じ、後で大恥かいたところがあった。
明日は、そのことを書いてみる。