フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

アホでも経営ができる放送局

本当にアホが社長になれるかどうかはともかく、経済界の重鎮が昔、ある放送局の役員に言った言葉がこれ。


こんな奴でも経営できるんだから、放送局は楽だよねえ。


確かに、ついこの間まではそうだった。
地方局は、キー局から送られて来る番組を再送信していれば、金が入って来る。
口開けていたら、親が餌を運んできてくれる鳥の世界と一緒だ。
とにかく、親に自分の口をアピールしていればいいのだ。
気に入ってもらうというか、目をかけてもらうというか、それに秀でれば売上げは達成できる。
そりゃ、楽な商売だと思われるはずだ。


地方局は、だから何もしないでいるのが一番儲かる。
こんなの企業と本当に言えるのか、なんてよく思ったものだ。
とはいえ、それもどうやら昔の話になりそうだ。
下手すれば次々と放送局がつぶれる、なんて業界人は言い始めた。
株を上場している放送局なんてほとんどないから、乗っ取られるということは考えられない。
ジリ貧になりながら、ぼろぼろ崩れて行くというパターンになるだろう。
今のコミュニティFMと同じ状態というか。
困ったモンだと思いますね。