フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

原点はミニFM

ミニFMという、別に認可のいらない放送局がある。
電波が微弱な為、自由に出しても既存の電波を邪魔しないと見られている。
野球場とか競馬場などで、実況等に使われているのだが、ほとんどの人はあまり知らない。
コミュニティFMをこのミニFMと間違える人も多い。
ミニFMは聞けてせいぜい数百メートル。
コミュニティFMは何キロも飛ぶので、影響力はダンチである。
だが、どちらも実際的には知られていない。
社会的影響力も五十歩百歩となると、コミュニティFMなんかに金をかけるのも何だかなあと思えないか。


前に「波の数だけ抱きしめて」の話をしたが、これは湘南のミニFMの話。
でも、とても楽しそうに放送していた。
トランスミッターを繋いで、遠くまで飛ばそうと努力していた。
実に微笑ましい、ラジオはこうでなくっちゃ。


最近、思うのだ。
コミュニティFMの原点って、ミニFMじゃなかったの?
どうして、広域FMのマネをするのだろう。
もっとこじんまりしていていいんじゃない?
そんなの、どう考えても広域のFMなみにスポンサーがつくとは思えない。
原点に戻って、自分達はどんな放送をすればよいのか、考え直す時期がきているのじゃないかな。