ワン・アンド・オンリー

コミュニティＦＭに強くいいたいのは、自分達がワン・アンド・オンリーであるという自覚が持てる番組を作ること。
少々のマネは許されると思うが、そのマネもここでしかできないというものにしてほしい。
人気ＤＪと喋り方は一緒でも、内容がまるでないという番組も目につく。
本物には負けるのだから、もっとカリカチュアされたマネにすればいいのにとよく思う。
でも、毎回それやるのは、かえって難しいかもしれないが。
よく言うのだが、番組を作る時に無理に背伸びしたものを作ろうとしない方がいい。
リスナーは、そのあたりよくわかるのだ。
無理しているとか、突っ張っているとか。
平常心で、のんびりとやってほしいな、と思っているものなのだ。
イソップの蛙みたいに、自分を大きく見せる努力なんかしなくていい。
自分は、こんなものですが、どんなものでしょう、ぐらいの気持ちが一番リスナーと繋がりあえるものなのだ。
それで、リスナーから総スカンを食ったら、それはＤＪ失格と言うこと。
エンターティナー失格なのである。
諦めて、普通の生活に戻ることですね。
中途半端な上手よりも、魅力的な下手であれ。
繰り返すが、コミュニティFMは是非それをめざしてほしい。
ワン・アンド・オンリーというのは、そういう発想の下でしか生まれないと胆に命じることをとりあえずよろしく。