フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

私の歌を聞いとくれ

自分を表現したいと思うこと、それが芸事の初めかもしれない。
歌を覚えれば誰かに聞かせたい。
踊りを習えば、誰かに見せたい。
女の子なら、化粧をしてもらったり、綺麗なべべを着せてもらったら、表へ出て誰かに見せたいと思うだろう。


コミュニティFMもそういうところがある。
自分が努力すれば放送局は立ち上げることができると分かった時から、そこを自分を表現する場所にしようという意志が働き出す。
コミFの真髄「私の歌を聞いとくれ」である。
だが、リスナーからすると、ラジオを聞きながらこういう意志を感じることほどウザいことはない、
もちろん、本当にうまければ別だし、下手でも味があれば別だが、ほぼ例外なく聞いちゃおれん。
おいおい、あんたこれで本当に上手いと思っているの?


中途半端なしゃべり、中途半端な情報、中途半端な曲の紹介。
どれも、無茶苦茶癇にさわるのだ。
やめ、やめ、やめ!
やめへんねんやったら、もう聞いたれへん!


で、リスナーは減るばかりというわけだ。
じゃ、コミュニティFMはどうしたらいいのか。
まず最初に謝ることだ。
私は少しもうまくありませんが、精一杯やりますので我慢して聞いて下さい。
そう謙虚さが一番。
私は放送マンです、みたいな匂いをプンプンさせる奴はおととい来いでございます。