フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

学校放送との違い

中学校ぐらいになると、たいてい放送部というのがある。
昼休みの時間とか、放課後とか校内放送とやらを実施するのが日課である。
後は、NHK主催の「放送番組発表会」などというイベントに参加する。
朗読やったり、放送劇やったり、曲はもっぱらクラシックか。


私のいた中学では、昼になるとブラームスの「ハンガリアン舞曲」が流れ、放送部員という目立ちたがりが連絡事項などを喋っていた。
そう、放送なんかめざす奴はどちらかと言うと、イヤな奴だった。


だいたい、校内放送なんて、自己満足以外の何ものでもない。
自分が出たいから、自分が好きな曲をかけたいからやっているだけなのだ。
リスナーをどうやって獲得するか、喜んでもらえるか等考えてはいない。


私が作った番組を聞け、私のこの綺麗な話し方を聞け。
今のコミュニティ放送って、この学校放送と発想は大して変わっていないのだ。

自分の趣味の為に、放送局を作ったのだ。
おとなしく、私の放送を聞きやがれ。


しかし、それではコミュニティ放送は維持出来ないことにやがて気がつくのである。
前に、コミュニティ放送は落語の「寝床」だと言ったが、コミFの旦那さん、わかっておられますか?