フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

マルチメディアー!

ツイッターより

マスコミは社会の木鐸とか正義の代弁者とか言われているが、実態は単なる拡声器。私もその一員だったが、ジャーナリストとしてそうあるべきだというのはよくわかる。ジャーナリストとは思えない権力闘争なども日常茶飯事に行われているのがマスコミ。正義を語るTVは噴飯物。小沢氏強制起訴に思う。


私は朝日新聞社会部出身の方に鍛えられた(虐められた?)からか、常にジャーナリストとしての身の処し方を身体に叩き込まれた。
今の古巣の局には、そういうジャーナリスト的問題意識はあまり感じられず、ただ情報を受けて刹那的に受け流しているという印象がぬぐえない。
現場の人が、ほとんど外注、下請け、アルバイトなので、ジャーナリスト云々はもはや何をかいわんやなのだろう。
それが、ラジオを衰退させる一つの原因なのかどうか、私のような世代ものには軽々に結論は出せないかもしれない。


現在、幕張で行われているceatecに先日行ってきたが、マルチメディア放送関連でdocomo(V-high)とTFM(V-low)がブースを出していた。
なかなか目立っていましたよ、なんてツイートを書く人もおられたが、ブースはあったけどメッセージは何もなかったという感想も聞こえてくる。
ハコモノ行政の二の舞にならないことを望みたい。
マルチメディア放送の電波が空くのはまだ先、勝負はこれからという認識もあるとは思うが、時代があまりにも早く進んでいるので、今の延長上にはたして夢見たエルドラドが存在するのかどうかも不確かだ。
ラジオ業界、混沌へと向かう中、新しいビジネスモデルの模索は続く。