フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

久しぶりに書き込んだら・・

私の周りに体調を崩している人が多い。
そういう病気が蔓延しているのか、天候と関係があるのか。
宮崎の口蹄疫というのも、時代の空気そのものなのかもしれない。
私も今年に入って、どうも体調がすっきりしない。
恒産なくして恒心なしというが、やはり自分の物理的安定がなければ精神的安定はありえない。
心頭滅却すれば火も又涼しなんて、頭がまともじゃない時の妄言じゃなかろうか。


そういうわけで、業界を集中的に考えようという意欲が減退しているのだが、今日はちょっと身体に鞭打って最近の動向を語ってみる。


福岡の九州国際エフエムLOVE FM)が清算され、事業を西鉄に譲渡という話。
InterFM→cocoloLOVE FMという構造的連鎖。
元々外国語放送はビジネスとはなりにくいということは分かっていた話。
それゆえ、県域ではなく広域を対象とした免許を認めていた。
それでも、駄目だったということだ。
基幹産業が余力十分だった時は、宣伝費名目で金を回すことができた。
企業の社会的責任だ、フィランソロフィーだと利益の一部を公共的使命に出すという流行は終わった。
かって、あるFM局の社長は「放送局の使命は電波で得た利益を社会に還元することだ。文化活動を支えている皆さんには会社が赤字になった時でも何らかの貢献をするのが当然だ。」と挨拶し、喝采を浴びていた。
そして、その社長、業績が実際にやばくなったらさっさと文化事業への予算を切り、すでに発生していたマイナスを業界関係者に押しつけて、今も知らん顔して悠々自適。
放送局の人間なんか、ほとんど信用できない。(以上、愚痴。志が低すぎるのだ。)


実際にLOVE FM西鉄に事業譲渡をするのかは不明だが、FM福岡天神FMLOVE FMは前から仲間という感じだったので、相互に補いあうのではなかろうか。
ただし、業績が持ち直すというのは、今のところありえないだろうが。


気になるのはradiko
予想以上の人気とマスコミには喧伝されているが、各局の中ではその活用に確信を持っているわけでもない。
電通とNTTが関係されているから、きっと何か考えてくれるだろうという意識なのかもしれない。
局内に、もっと活用できるはずと考えている関係者も少なくないが、積極的な議論が行われているようにも思えない。
前にも書いたが、デジタルラジオとの差別化ができていないし、電通さんがデジタルラジオに熱心という話も聞いたことがない。
radikoなら商売機会は見えても、デジタルラジオはそうでもないというのかもしれない。
確かにこの状況では放送局側は動きにくい。
二兎を追うもの、一兎をも得ずという格言が目の前にちらつくだろうし。
さて、あなたは電通派、それとも××派?