フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

iPサイマル、好反応?

日経ビジネスオンラインに「ラジオのネット同時放送、“中の人”が詳細語る」というタイトルでIPサイマルラジオの現状が語られている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100225/213021/
肝は「在京局の負担月額70万円、同時最大聴取者数は2万と見積もる」という点。
さて、各局月70万の支出に、IPサイマルラジオは耐えられるだろうか。
70万というのは、年間にして840万、売上が億単位で減っているラジオ局には厳しい投資額ではないかと思うのだが。(ほぼ社員の人件費1人分)
その記事にはこんな表現が。
「ラジオ広告は前年比11.6%減の1370億円。2001年と比べて、約630億円も減った。ラジコは、広告モデルに依存するラジオ業界にとって、起死回生を狙う希望の星だ。」
ああ、希望の星なんだ〜。
リスナーからの反応は上々らしいが、クライアント筋の反応はそれほどでもなさそうだ。
民放はまずスポンサーありきなので、勝負はこれからなんだろうが。
放送現場では、今のところ話題にもならず。
関係ないといえば、それまでなのかも。