フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

堀江音楽祭

今日は、少し肌寒い中、大阪の湊町、堀江周辺で行われている「堀江音楽祭」に顔を出しています。
私がプロモートを手伝っているアーチストが出ていることと、しばらく会わなかった人も含めて色々な方と情報交換できることもあって、イベントが行われている道頓堀川沿いの階段に少し震えながら座っておりました。
湊町というのは、今はFM局やイベントホール(なんばHatch)の入った湊町リバープレイスに象徴されるような文化の街みたいなテイストで紹介されていますが、私が大阪にいた頃は湊町操車場と倉庫に囲まれたやや暗いイメージの街でした。
今ではアメリカ村以上に若い人が集う堀江の街も、かっては木材の集積場。
湯川家具とか堀江家具とか尾上家具とか平田家具、先日倒産した日三家具、かって「ヤングおー!おー!」を一社提供していた永大産業も会社はこの地にあったと記憶しています。
ま、そういうことで家具の町だった堀江(立売堀)周辺も、ファッションの街へと変貌を遂げ始めており、今回の「堀江音楽祭」もその一環といえそうです。
とはいえ、音楽祭自体の知名度がイマイチなのか、お客さんの集まり具合は及第点とはなかなかいかないようです。
私が関連しているアーチストはそこそこお客さんを集めていたのですが、それが終わると「秋風が吹く」という風情。
とにかく若い人が集まる場所にしないと、湊町の発展はありえない、堀江からどれだけの客をひきつけるかが勝負かなと思っております。
FM局があるだけでは、若者はやってこない。
当たり前のことですけどね、ラジオ局があるだけでは誰もやってこないということは。
放送局を作れば、スポンサーは向こうからやってくるという錯覚と似たところがありますね。