フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

インディーズとコミュニティFM

あるプロダクションから話を聞きたいといわれ、六本木にある事務所にお邪魔してきました。
一押しのアーチストがいて、主要なFM局で告知などをお願いしたいのだが、どうしたらいいかというのが趣旨だったようです。
今まで、TFMとかJ-WAVEとかいわゆるキー的なFM局とのつきあいはなかったため、アプローチの仕方がわからないのだとか。
アーチストにちょっと興味を覚えた私は、FM局とのタイアップのやり方は色々ありますが、これまでどこかの局と何らかのコラボをしたことはありますかと聞いてみました。
そこで出てきたのが、複数のコミュニティFM局の名前でした。
アーチストといっても、正式にレコード会社との契約はしていないので、大きなFM局は無理だろう、とりあえずコミュニティFMなら話を聞いてくれるだろうとアプローチしてきたのだそうです。
前にもこの欄で書いたと思いますが、コミュニティFMとインディーズの親和性が高いという印象はどうもありそうですね。
インディーズ=コミュニティFM、メジャー・アーチスト=広域FMという図式でしょうか。
確かに私のスタッフが制作していたコミュニティFMの番組でも、毎週インディーズのアーチストをゲストに呼んでいました。
インディーズといっても、そこそこ動員もありほとんどメジャー同様の扱いを受けているアーチストは、コミュニティFMにはあまり出てもらえないと言う話でしたが、それでも毎週賑やかなインタビュー・コーナーがまあまあリスナーに受けているということでした。
また、先日(9/1)紹介した槌谷知佳さんも、10月から奈良のコミュニティFMで番組をやらせてもらえるんですと嬉しそうに話していました。
例えインディーズでも、今やそのクオリティはメジャーに劣らないというアーチストが目だちはじめています。
ネットの中ではMySpaceを始めとする自分達の音楽を聞いてもらえるサイトに注目が集まり、そのユーザーも増加中。
できれば局の制作者側も、こまめにこういったサイトをチェックし、気にいればサンプル盤を送ってほしいと依頼されたらいいのではないかと思います。
何しろ、アーチストにとって、自分の部屋にCDを死蔵していても何も始まらないのは事実ですから。




ところで、さきほど目の下にある東中野駅周辺で人身事故が発生し、消防車や警察が集まってきています。
中央線の東京行き特快との接触だったのか、ずっと赤い電車が停車したまま。
その処理で救急隊員や警察官が動く為でしょうか、総武線の緩行側もストップしています。
車掌室からお子さんを抱いた方を下ろされたりしているのですが、停車した車内の中でも何かあったのでしょうか。
いずれにせよ、しばらくは電車は動きそうにありません。
黒いシートにくるまれた被害者がやっと担架にのせられ運び出されています。
情報がこちらまで伝わってこないので、これからどうなるのか全くわかりません。
乗客の方も同じ気持でしょう。
駅の手前で、別の電車が30分近くも停車しています。
乗っている人も大変でしょうね。
東中野コミュニティFMがあれば、もうちょっと情報が入ってくるのではと思うのですが、どうなのでしょう。
以上、東中野の人身事故現場からフロムがお送りしました。