フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオの未来・2

ある人気ラジオ・パーソナリティの方と食事をした。
会うのは久しぶりだったので、酒も飲まずに長話になった。
(骨折に酒は堪えますからね。)
ラジオはひどいですよ、私のギャラも減る一方ですとその方。
名目上の報酬額は変わらないのだが、余分に働いた分がすべてその中にインクルードされるらしいのだ。
早い話、サービス残業させられているサラリーマンと変わらないらしい。
例えば、従来は3時間番組だったのが、4時間に延びてもギャラ同じ。
中に新たにスポンサードされたコーナーが始まってもギャラ同じ。
外へ取材に行ってもギャラ同じ。
番組の公開イベントがあってもギャラ同じ。
文句は言わないのですかと聞く私に、その人は言っても無駄とため息をつく。
ラジオ局側に金はないのです、それはよくわかっていますから。
新しいスポンサーがついても、その金は放送局全体にうすく回って行って、いつのまにか消えてしまう。
かってのような華やかなラジオの現場はないのだと言われると、私も言葉を失ってしまう。
いつのまに、そこまでラジオは弱体化してしまったのだろう。
abcのことを言っている場合ではない。
どの局も同じような問題を抱えているのだ。
コミュニティFMがうまく行かないのは当たり前ということなのだろう。
困ったもんだ。


さて、明日土曜日は休養のため更新を休みます。
早く左手が自由に動くようになってほしいものです。