フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

いい歌

ある音楽事務所の社長と話をしたのですが、レコード不況といわれている今日でも、作品がよければいくらでも売れるという結論になりました。
売れるための条件というのは、確かにいくつもあり、それぞれ複雑なチャートを作っているのも事実です。
でも、一番重要なことは「いい歌」は、いつか売れるという基本です。
だから、音楽業界人の仕事は、とりもなおさず「いい歌」を見つけ出し、広めることなのです。
ヒット曲のパターンは、色々ありますが、今はそれを考えるよりもいい曲をどれだけ発掘できるかの勝負なのだと思います。
昨日、インディーズの世界でこの一年頑張るといいましたが、結局私の仕事は、「いい歌」を見つけることだということに他なりません。
極めてシンプルな作業です。
ただ、実際にはそれほど楽ではないでしょう。
西部開拓史の金鉱を掘り当てる作業に近いかもしれません。
そんなに簡単に金鉱を見つけることなどできません。
金に見せかけたまがいものに無駄な投資をしてしまうこともありえるでしょう。
ただ、叩けよ、さらば開かれんという言葉もあるように、こちらから何もアクションをしなければ何も生まれないのも確かです。
最高のものを求めるアクション、どこの世界にも必要な要素です。
NHKドラマの「つばさ」も、まさにそういったアクションをこれから起こしていくことでしょう。
コミュニティFMに必要なことも、議論ではなくアクションではないか、そんな気が少ししております。
今日は、ある音楽番組を2本どりしています。
ゲストは2組、どちらもインディーズのアーチストです。
彼らがはたして金鉱がどうか、それを見出す自分の目がどこまで通用するか、日々これ勝負というのが実感です。