フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

和歌山な一日

朝から和歌山に行っておりました。
和歌山県知事の仁坂吉伸さんに、お忙しい中1時間近くもお時間をいただき、声をいただいたり情報交換させていただいたりしました。
和歌山は、ものを作る力はどこよりもある。
ただ、それを全国に広める力はまだまだ弱い。
それを振興させていきたいという話など、示唆に富む話を色々お聞かせいただきました。
その中で、面白いなと思ったのは、「見返りモデルとひたむきモデル」の話。
どちらも仁坂知事の造語らしく、見返りモデルというのは、「見返りを求めて何かをする」というパターン。
ひたむきモデルというのは、「見返りを求めるのではなく、ひたむきに何かをする」という行動パターンなのだそうです。
見返りモデルというのは、汚職を生む。
だから、和歌山県からそういうモデルを払拭したいということなのでしょう。
大事なことは、ひたむきモデルだと。
県庁の方も、知事がしょっちゅうそういう話をされているので、今や中でそれを知らない人はいないということでした。
見返りモデル、否定されるべきものとして認識されるようになるのはいつの日でしょうか。
ついでに広報の方から和歌山市で新しく放送を開始したコミュニティFM「バナナFM」の話が出ました。
和歌山のFMマザーシップと同じように、個人で奮闘されて何とか開局にこぎつけたということでした。
和歌山には、県域のFM局がないので、やり方によっては何とかなるのかもしれませんが、それでも大変だろうなと思ってしまいます。
県庁として何か応援されるのですかと聞きましたが、具体的な話は聞けずじまいでした。
今回、初めて知ったことは、和歌山は桃の産地としてこれから伸びてゆくという話です。
桃といったら、普通岡山を考えてしまいますが、あそこは、一部で高級品を作っているだけで生産量は大したことがない。
桃の生産量は、山梨、福島、長野で4位が和歌山、とのこと。
へ〜、でした。
ついでに日本一というのは、みかん、梅、はっさく、柿だとか。
いつのまにか、みかんの生産量が一位に返り咲いていたんですね。
ということで、今日は和歌山のことを聞き書きしてしまいました。