フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

番組収録に来て

番組収録の仕事があって、ある放送局にやってくると、事務所にはバイトの人以外誰もいない。
社員はすべて会議室に集まり全社会をやっているのだとか。
放送業界は現在危機であり、この4月からよほど頑張ってもらわないと会社は厳しいという話がメインらしい。
しかしなあ、具体的にどうするかを言わずに、ただ危機だから頑張れと言われても社員は困るだろうなと思う。
社員も経営者の一人だと思って、知恵を出せという話をよく聞くが、多分そんなのは無理だろう。
小規模とはいえ、私も経営者の一人。
経営者になってみないと、会社の状況はわかるはずもない、平社員にそんな説教をしてみたところで伝わるはずもないと思う。
サラリーマンのまま経営者になった人には、そういった経営の要諦がイマイチわからないようだ。
無駄な会議としかいいようがないが、それこそ大きなお世話なので、黙々と番組の収録に精を出す。
ラジオは、まだまだ光明は見えないようだ。