選曲

番組の選曲のために、幾つかＣＤを探している。
一つは、レイド・バックのＣＤ。
デンマークのデュオで、８０年代に「サンシャイン・レゲエ」というポップなサウンドを聞かせてくれた。
確かサイアー・レーベル（日本フォノグラム系）だったと思うが、そのアルバムが日本ではＣＤ化されていない。
アナログ盤なら実家のどこかにあるはずなのだが、探すのもちょっと大変。
デンマークへ行けば、多分ＣＤはあるだろうと思うのだが、なかなか行く機会がない。
イギリスに行っても売ってそうな気もするが。
you　tubeだと、「サンシャイン・レゲエ」が３バージョンぐらい聞けるので、どこかでは今も人気が高いのだろう。
昔、TVKなどの独立U局で「ソニー・ミュージックＴＶ」というＰＶをただ流すだけの深夜番組があった。
私は毎週それを録画して昼間にずっと見ていたのだが、その中でレイド・バックといえば、「サンシャイン・レゲエ」ではなく、「エレベーター・ボーイ」という曲ばかりがかかっていた。
多分、それしかＰＶが手に入らなかったのだろう。
こちらもポップないい曲だったが、今ではその曲も手に入らない。
第一、ネットで検索してもヒットするのは１件だけ。
ロシアのベスト盤なら手に入るなんて書き込みがされていたが、なかなか手ごわい。
でも、絶対に選曲に入れたいので、今年中に何としても探すつもりだ。
もう一つ、香坂みゆきと細川俊之のデュエット曲「危険な関係」。
ＪＦＮ系の人気番組だった「ワールド・オブ・エレガンス」でよく流れていた。
2002年発売の香坂みゆきのＣＤ−ＢＯＸのみに収められていたが、これも探しているがなかなか見つからない。
どこかにないものだろうか。
私はとにかく１曲を選曲するのに、100曲以上を引っ張り出してきてチョイスしている。
時間ばかりかかるが、昔のＦＭ局はそれぐらい選曲に力をいれていたものだ。
最近は、何か安易に選んでいる、選曲にストーリー性が感じられないのが残念だ。
ヒット曲を適当にかけておけばいい、なんて思う音楽音痴の上司もいることだろう。
とはいえ、年を追うごとに曲の絶対数が半端じゃない数字で増えていく。
確かに、まともに選曲しようなんて正気の沙汰じゃないような気もする。
ま、とにかく私は私の道を限界まで歩くことにする。
他の道を私は知らないのだから。