フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオCMを作ろう

思いついたことをランダムに書きます。
批評いただけるのでしたら、その都度コメントお願いいたします。


ラジオで重要なことはアテンションではないでしょうか。
ラジオというのは、基本的に時間軸にそってまったりと流れます。
アテンションとなるのは、言葉や音以外にありません。(無音、あるいは間、というのもありますが)
CMでうだうだと説明していると、時間と共に言葉も流れてしまいます。
で、一番てっとりばやいのは、頭でアテンションをがっちりつかむことです。
「何とかかんとか〜!」と叫べば、その「何とかかんとか」に興味を持つ方はこちらを向きます。
で、そこから商品の説明を。
早い話、テキヤさんと同じかもしれませんね。
とりあえず、教訓1.
<ラジオはテキヤだと思え>
桂米朝師匠が、上方の落語は大道で起こり、江戸落語はお座敷で生まれたと何度も言っておられました。
お座敷だと、アテンションなどあまり考える必要がありません。
聞いてやろうと最初から思っているお客さんが多いはずだからです。
大道だと、人はただの通行人です。
歩みをとめさせるために、張り扇や拍子木で見台をカチャカチャ叩き、大声をあげていたのだそうです。
ラジオは上方落語に学べ?ま、それはどうかよくわかりませんが。
ということでアテンションについて少し考えてみましょう。


アテンションという言葉から、広告を多少ともおわかりの方は「アイドマの法則」というのを思い出されるでしょう。
アメリカの経済学者、ローランド・ホールが提唱した消費行動の仮説を「アイドマの法則」と呼びます。
AIDMA(アイドマ)とは、Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)の頭文字を取ったものです。消費行動はこのプロセスを通じて行われるというのです
ラジオのコマーシャルはこれらを前提に構成するということになるわけで、とにかくこっちを向かせて、興味を持たせて、欲しいと思わせて、その商品名などを記憶させ、実際に買おうという気にさせないといけないわけです。
ラジオCMにはこれらの要素がどれだけ含まれているかが勝負というわけになるのですが、さてコミュニティFMで流れているスポット、アイドマの法則をどれだけ満たしているでしょうか。
この続きは、また明日。