フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

昨日の補足

昨日の最後にも書いていますが、スポンサーを番組につけるというのはそれほど簡単ではありません。
全く相手にされないことも多いですし、クライアントの好みを押し付けられて、面白くもない番組をやらされたことも多々あります。
よく、ラジオ番組を作るのはこんなに楽しいという話を聞きますが、そんな例は本当に少数派でしょう。
ただ、その成功した例を皆さんがあまりにも楽しそうに喋るから、ラジオの世界はこんなに楽しいんだと思う人が増えるのだと思います。
目立つ話は、すべてを語らないということなのでしょう。
でも、そういう少数の例を希望として、ラジオの世界で頑張っている人も大勢いるのです。
コミュニティFMの関係者もまた、そういう方々のお一人なのだと思います。
パンドラの箱の中にあったものは、多くの邪悪な精とただ一つの希望の精だったのです。
ジョンさんがコメントされた「放送業界はこんな世界だと思って『コミュニティ放送局を作ろう』としている人が多いのではないでしょうか。」という感想を私も共有しています。
こんな邪悪がはびこる世界に、何故貴方は喜んで参加しようとされるのか?
それでも、確かに希望はあります。
廃墟の中から、頑張ってもう一度生きぬこうという希望と言い換えることができるかもしれません。
どこの世界へ行っても、程度の差はあっても邪悪な精ははびこっています。
私は今も、コミュニティFMを作りたいという方に、「やめておいた方がいい」と必ず言っています。
それでも、私はコミュニティFMを作るのだという方には、できるだけのお手伝いはさせていただきます。
そこには、希望が孤独の中に小さくなって存在しているからです。
それを裏切ることは私にはできない。
大きなお世話かもしれないが、エールは送りたい、このブログのコンセプトでもあります。