フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

人事余話

人事担当の役員の方と食事。
他の会社の人で、なかなか優秀だな、対応も立派だなという人がいる。
そういう人の会社って、多分社長や彼の上司も立派な人に違いないと思うそうだ。
優秀な社員は、優良な環境がなければ育たない。
ドブで育った魚は、ドブ臭い。
清流で育った魚は、さわやかな匂いがする。
ま、そうかもしれない。
自分ひとりだけでも何とか会社のために頑張ろうと思っても、環境に恵まれなければ結局は精神的に追い詰められてしまうのが落ちだ。
先日来「ひき肉偽装問題」で騒がれている会社があるが、あの社長の下にいたらいくら社員が優秀で善意の塊であったとしても、早晩やる気を失うのは目に見えているのではないだろうか。
私も、今まで多くの会社の社長の方、役員の方と応対してきた。
立派な方の下には、立派な部下がいた。
とんでも社長の元には結局とんでも部下と無気力社員しか残らなかった。
コミュニティFMのような少人数の組織には、優秀な社長、優秀な上司は不可欠だ。
優秀な部下がやる気を失うようなことをすれば、コミュニティFMだとひとたまりもないはずだ。
いい人材を集めるだけでは、会社の発展はない。
発展するためのビジョンを持ったリーダーが育たなければ、コミュニティFMにも未来はない。
人事といっても、部下だけの問題ではないのである。