フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

雑談・生レポート

GW進行が続き、雑務に追われて精神的余裕がなかなか生まれない。
今日も、個人的な雑談になるがご容赦あれ。


私のスタッフが、4月から生放送のレポートをベルトでやり始めた。
毎朝、街に繰り出し、生の情報を伝えてきている。
生番組には、生レポートがよく似合うという考えから企画しているのだろうが、横で見ていてその作業の大変さは尋常ではない。
毎日のように、放送事故を起こしたり、対外的な軋轢を起こしたりしている。
番組のプロデューサーは毎日ため息をついているが、「鈍感力がついていいさ。」と慰める私。
今回ばかりはスポンサーが下りるかもしれません、などと弱気になったりしているが、別に下りたっていいじゃないか、それだけのご縁なんだから。
生放送なんて、真剣に考えていたらやってられない。
若い頃は、始末書なんか何枚書いたかしれないし、事故なんて起きてあたりまえ、逆に起きるから面白いと思わないといけないと嘯いたりした。
もちろん、本心からではない。
自分の失敗は忘れることはできないし、今もトラウマみたいになっている記憶も多い。
だが、そのことをもって、生放送に消極的になってしまっては自分の負けである。
そういう痛みも含めての人生なんである。
それをわかれば、生放送ほど楽しいことはないではないか。
年をとって、生放送で大失敗する夢をしこたま見るようになった私だが、冷や汗とともに目覚めるのも又楽しからずや、だ。
それで寿命を縮めるのなら、運命と思ってあきらめるしかない。