フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

NHKとコミュニティFM

2005年に私はこういうことを言っている。


前にも書いたが、私はNHKはもっとコミュニティFMをケアすべきだと思っている。
地域の人から、受信料をいただいているのだから、NHKで地域放送をできないなら、その費用をコミュニティFMに回すべきではと私は思っていたりするのである。
一体、全国にどれだけ送信所を持っているのだ。
その送信所を共有するなり、コミュニティFMに局舎を提供するなり、地域のニュースソースを共有するなり、色々とやれることはあるだろう。
人だって、いやというほど余っているのだから、そういう人をボランティアでコミュニティFMに出すなりすればいいではないか。
国民から金をもらうのは当然、but 地域の人のケアまでする余裕はないというのはどういうことだ。
今もこの気持ちは変わらない。
コミュニティFMだって、NHKなみに国民から料金を徴収できれば、もっと中味のある番組ができているだろう。
だいたい、NHK-FMの存在意義は今やどれぐらいあるのか。
確かに、少し前まではFMといえばNHKだけという地域もあった。
音楽を聞きたい人、クラシックを聞きたい人は、NHK-FMにそれを求めるしかない時代はあった。
今は、そんな需要がNHK-FMに対してどれだけあるのだろう。
私としては、NHKが減波するなら第一にFMだと思っている。
それによって空いた周波数はコミュニティFMに優先的に割り当てるのがいいのではと漠然と考えているのだが、現場の方の意見はどうなのだろう。
災害放送の重要なメディアとして公的に位置付けるのなら、NHKに準ずるぐらいの費用を払っていもいいのではないだろうか。
このあたりは、木村太郎さんの意見に近いわけだが、問題は今のコミュニティFMがそのまま災害放送に使えるとはとても思えないということだ。
最近、コミュニティFM業界を再編し、利益の出る構造に作り直すという議論が始まっているという。
災害放送を重視するなら、構造改革は不可避という気が強くなっているのだが、皆さんはどうだろうか。