フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

鉄腕ダッシュ

何気なく日本テレビを見ていたら、「ザ!鉄腕!DASH!!」で「 FMラジオご当地ソングリクエストでどこまでいけるか!? 」をやっていた。
コミュニティFMとかミニFMを使って番組で遊ぼうという企画で、昨年もやっていたはずだ。
番組のスタッフか関係者に、コミュニティFMの経験者がいるのかもしれない。
永六輔さんも、地方に行けばコミュニティFMによくゲストとして出演されたりする。
多分、そういうスタンスを持った人、他にもおられるだろう。
要は、それを受け入れる用意がコミュニティFM側にあるかどうか。
いきなり来られても困る、なんて官僚的な言い方で断る局もあるらしい。
確かに、突然来られても対応できないという気持ちはわかるが、アメリカの放送局だったらまずウェルカムなはず。
訪れた人がビッグであろうと、無名の人であろうと、それなりの対し方が放送局だったらあるはずだろう。
生放送やっているのだったら、どんどんスタジオに入ってもらって番組に参加してもらったらいいのにと思うことが多い。
管理しにくいという気持ちはわからないでもないが。
で、その「鉄腕ダッシュ」を見ながら、そういえば自分も地方に行ってコミュニティFMを聞いた時、せっかくだからリクエストしたいなと思ったことが何度かある。
たいてい、私の方は車の中だ。
初めて来た土地を眺めながら、地元の放送局を聞いていると「リクエストください、メールのアドレスは・・」などと言っていると、思わず「初めてこの地に来ました。どこそこの何とかは何とかですね。」などとコメントをつけてリクエストを送りたくなるのだ。
リクエストした曲がコミュニティFMにあるかどうかは問題だが、せめてメッセージを読んでくれれば記憶に残るのになんて思ってしまう。
全国のコミュニティFMを聞いて回っている人もおられるらしい。
訪問して回っている方のサイトもいくつか見たことがある。
鉄道ファンのように、コミFファンがどんどん生まれてくるかもしれない。
コミュニティFMは、せめてそういうファンに対応できるよう、今から受け皿を用意しておくべきではと思ったりするのだが、いかがだろうか。
不安げに未知の町を歩くものに、一筋の光をともす灯台としてコミュニティFMが機能してもよいのではないだろうかと思った次第である。