業界の重鎮

先ほどまで、音楽界の重鎮の方に誘われ、料亭で会食しておりました。
料亭で会食することに憧れていた衆議院議員の方もおられましたが、私は自分の身の置き所を探すのに大わらわで、憧れたり、楽しんだりする余裕はありません。
つくづく我が身の賎なることに恐縮するばかりです。
しかし、次々と権力者の方々の名前が出てきて、リアリティをもってその人たちの日常を語られると、私なんか言う言葉を失ってしまいます。
ああ、こんな風に今の音楽界は動いているのか〜。
いいとか悪いとかではなく、業界のリアリティというのはこういうものなのでしょうね。
などと、青二才のような発言をしましたが、重鎮の方、来年が77歳の喜寿だとか言われると、一体私に何が言えると思われます？
黙って、出された料理に舌鼓を打ち、1日早いボージョレーヌーボーに、まだ熟成が甘いですね、と知ったかぶりする以外に何ができましょう。
おかげで今日も少し酔いました。
業界の底深さを再認識した、今日の私でございます。