WPCへ今年も行きました

3年連続、この欄にWPCのことを書くことになりました。
昨年は、「去年より寂しい」と書きましたが、今年はそれ以上に寂しいという感想です。
一体、どこに景気回復の風を感じることができるのかと思いました。
スペースも昨年より小さい、多分。
マイクロソフトは例年並の展示内容だったが、アップルコンピュータはどこにもない。
ipodは、わずかにコジマの販売ブースでえらく安売りされていたのが目についた程度。
PDAの姿もほとんど見られない。
もうWPCに出展するのは意味がないと主要メーカーは判断したのだろうか。
「未来を拓くデジタル・ルネッサンス　あなたが変わる、ビジネスが変わる」というのが昨年のキャッチだったが、今年は「PC+デジタルが実現する、新しいライフスタイル」だった。
イマイチ、迫力のないフレーズだが、会場も同様に迫力なし。
昨年は、デジタルラジオのブースがあったり、モバho！のブースもあったように記憶しているのだが、デジラジ関係は何もなし。
地上波デジタルテレビはさすがにPCと親和性が高いのか、いたるところに展示物があった。
というか、PCがほとんどテレビのモニター化していたのにびっくりした次第。
その上、どの画面も驚くほど綺麗。
ハイビジョン、DVD、ゲーム、すべてがPCの上で、見事な色彩を繰り広げていた。
パソコンがこんなに美しい画面を持っていいのかと思わないでもない。
実際のコンテンツ供給の現状を考えると、PCでこんなゴージャスな体験ができますよと語るのはどうなのだろう。
今年は時間がなくて、2時間弱しか会場におれなかった。
放送関係の展示で、もっと面白いものがあった方、ぜひコメントなりトラックバックなりメールなりでお知らせくだされば幸いです。
今日、何か色々あってクタクタになってしまいました。
明日は午後から大阪へ行きます。