フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

東京発番組

業界ではよく言われていることだが、東京発の番組が我が物顔で放送されることを大阪人は嫌う。
東京から番組を流すのはかまわない。
だが、東京ローカルの話題を全国に押し付けかねない姿勢が我慢ならないという。
東京こそすべて、そんな考え方が腹に据えかねる。
東京イデオロギーというか中央集権至上主義というか。
今は東京に住む私も、東京の放送はもっと謙虚でないといけないとは思う。
だが、地方に配慮しても何のメリットもないのも事実。
大阪人の怒りはわかるが、それを考慮しても大阪人が感謝するわけでもない。
大阪は、嫌々だが東京の番組を受けてやっている、というスタンスのようだ。
大阪のリスナーも、どこかで違和感を感じていると思う。
FM貝塚にしても、何故東京の放送を安易に受けるのだという批判があるようだ。
これはfmosakaに対してもあるし、kiss-fmに対してもあるだろう。
東京の放送をネットしても、大阪人はうれしくない。
それなら、全部自局で制作しているFM802がいいに決まっている。
こういう精神性を持つのは大阪だけかもしれない。
関西以外の地方は、東京文化をありがたく受け入れる。
東京であることがステイタス。
ローカルの番組を流すなら、東京の番組を流して欲しいという人も大勢いるという。
J-WAVEの番組を再送信するだけで、人気になるコミュニティFMもあるようだ。
大阪人にはわからないことかもしれない。
FM貝塚ミュージックバードの再送信をすることもひとつの選択だったろう。
だが、地元の人がそれを喜んでいるかどうか。
もっと他にやり方はないのか。
大阪人なら、疑問に思うひとつではなかっただろうか。