フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMを経営する・2

日曜日に終わったイベントの処理がなかなか進まない。
展示物の撤収、整理、返還というプロセスにいくつかの障害が待ち受ける。
そろそろ提供者からの催促も入って、落ち着かないことはなはだしい。
温泉でも行って、浮世の垢を流したいものでございます。


さて、コミュニティFMを経営するというタイトルでしばらく書いてみると言いましたが、手始めに何から書きましょうか。
 <テーマ1>:コミュニティFMは儲かるか、あたりから。
これは何度も書いていると思いますが、ビジネスモデルが確立していない以上、儲かる産業ではありません。
つまり、事業として利益を生む構造になっていないということです。
こんな例を考えてみました。
ある商店街があって、そこに八百屋を始めたとします。
消費者がある程度確実にいて、普通に八百屋をされていたら儲からないということはないでしょう。
なぜなら、そこには野菜へのニーズが確実にあるからです。
ここには八百屋のビジネスモデルが働きます。
その通りにやっていれば、利益が生まれるというのが有効なビジネスモデルの典型です。
ただ、近くに大型のショッピングセンターがあって消費者をとられたり、商店街がシャッターが次々に下りて消費者が足を向けなくなった場合は勿論、八百屋のビジネスモデルは崩壊します。
で、コミュニティFMです。
消費者のニーズはあるか?
近くに大きなショッピングセンター(つまり県域FM局など)があるか?
放送局としての商品の品揃えはできているか?
それを陳列したり、販売したり、仕入れをしたりする人員は整っているか?
どうだろう、暗澹たる気分にならないだろうか。
消費者のニーズを言う前に、消費者の顔が見えない、などというコミュニティFM関係者もおられます。
顔が見えなきゃ、何を売って良いのかわからないかもしれませんね。
そのあたりを、ま、おいおい書いていきましょうか。


明日、日曜日は衆議院選挙のため、更新をお休みします。(関係ないか)
久しぶりの休養日です。
一日、寝たり、読書したり、酒飲んたりしてすごします。
選挙報道も、今回はあまり面白そうじゃないし。(自民党が改革の旗手だなんて悪い冗談だろうと思うなあ。既得権者の集団がその既得権を手放すわけないじゃん)