フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

書を捨てよ、町へ出よう

寺山修司氏の言葉を思い出した。
今ならこういうべきか。
「ネットにたよるな、町へ出よう」
確かにネットには無限の情報がある。
番組を構成する時、情報をネットからコピペして、そのまま台本にする連中も多い。
(最近の大学のレポートとか卒論もコピペだらけという話も)
だが、面白い番組、人の心に刺さる番組を作るためには、己が実際の人の息吹を知らないといけない。
ネットや、新聞記事や、週刊誌で事足れりとするなら、ワンアンドオンリーな番組は作れない。
制作態度が番組の質に大きな影響を与えるのは、経験のある方々にはわかるだろう。
経験や実績が、正しい制作者の態度を作る。
その態度が身につかないものに、人々の心を捉える番組作りなど無理だ。
書を捨てよ、町へ出よう。
町には、今日も人々が本当に望んでいる情報があるはず。
ネットの中にあるのは、もはや過ぎ去った時間の情報だということを自覚しておいて欲しい。
大きなお世話かもしれないが。