フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

地震報道

福岡でマグニチュード7.0の地震があった。
個人的にはちょっと驚いた。
いままで、北九州で地震が起きた話など、一度も聞いたことがなかったからだ。
へえ〜、どうしてあんなところで地震が起きるの?というのが素朴な感想。
世の中は、まだまだ知らないことが多いということかも。
そういえば、阪神淡路大震災の時も、信じられない思いだった。
関東大震災はいつ来てもおかしくはないと洗脳されていたのに、それが阪神地区に起きるなんて。
ダチョウ倶楽部じゃないが、「聞いてないよー!」と叫びたくなった。
マスコミなんか、本当に当てにならない。
時代の気分に嬉しそうに乗っていたら、足元救われかねないというのが真相かもしれぬ。
さて、今回の福岡地震コミュニティFMの方々はどう報道されただろうか。
私ならどうしたか。
おそらく大したことは何もできなかったろう。
気象庁が発表する震度と津波注意報を繰り返す以外、何を報道していいかわからない。
どうして、そんな地震が起きたのか、さっぱりわからないのだ。
また、その理由を誰に聞いていいものかもわからない。
友達の地震学者なんかいないし、こういう時にまともなコメントを言える学者も知らない。
誰でもいいなら、大学の地質学科の先生のところへ連絡すればいいのかもしれないが、どんな人かわからない人を放送の素材にするのは躊躇する。
信用できるかどうか、どう判断すればよいのだ。
大学の先生だから、すべて信用できると思ったら大間違いだ。
こういう時だったら、私はきっと後悔しただろう。
もっと、地震学者の先生とコンタクトしておくべきだったと。
しかし、そう考えたら、コンタクトしておかないといけない人っていやと言うほどいる。
自分ひとりで、すべてをカバーするなんて絶対に無理だ。
さて、コミュニティFMはどうしたらいいか。
できることは、試行錯誤のみ。
人事を尽くして、天命を待つしか方法はない。
後でお叱りを受けようと、やらないよりやった方がマシ、かな(?)
余計なことをして、後で文句をいわれるほうが余程鬱陶しいと思う人の方が多いかもしれないが。