中島らも

今日は、呼ばれて故中島らもさんが一時期勤めていた広告代理店を訪れた。
灘中、灘高とエリートコースを歩んだ中島らもさんが、営業マンとして活躍していた時代の話を社長さんとしばらくした。
その時の結論、優秀な人材は３年あれば頭角を現すものだということ。
らもさんも３年間は、地道にセールス活動をしていたという。
だが、そのうち事務所は業界人のたまり場となり、らもさんも営業する時間よりも執筆の時間が長くなったらしい。
その後、らもさんは独立していったわけだが、社長さんにとっては彼が所属していたことが今も誇らしいということだった。
才能を見い出した社長も又、偉大なる助産夫であったということだろう。
コミュニティFMも、いつかそういう才能ある人材が入って来るかもしれない。
その時に、経営者がその人の才能に気づき、適切な活動の場を提供できるなら、そのコミュニティFMには何らかの発展の萌芽があるのかもしれない。
今はまだ埋もれている才能ある人材とそれを助長できる経営者が出会える場所。
コミュニティFMがそういう場になれば、可能性はまた一つ増えるのではないだろうか。