フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

タウン誌

コミュニティFMでタウン誌のようなものを出しているところがいくつかあると聞いている。
私がお邪魔した中では、FM福山(レディオBINGO)さんが出されている「INTERVOICE」というタウン誌がなかなか面白かった。
地域マップが掲載されていて、街を歩くのに便利で、おすすめの店も豊富にあった。
タウン誌の広告と放送のスポットをセットで売るという話をされていたが、確かにクライアントにとっては、目にも見え、耳でも聞ける広告というのは魅力的かもしれない。
タウン誌、私のような世代でも、一度は手にとったりするメディアだし、最近はその効用も喧伝されるようになっている。
一つのコミュニティFMの営業展開例としては可能性を感じるやり方だと思う。
FM福山さんのように、一局でタウン誌を作るというのはなかなか難しいかもしれない。
近い地域のコミュニティFMが何局か集まって、思い切って編集会社を立ち上げたらいかがだろうか。
1社100万ぐらいずつ出し合って、10社ぐらいで1000万集め、会社組織にしてタウン誌を発行するというのはどうだろう。
すでに、タウン誌があるのなら、提携するなり、買収してしまうなりすればよいのではないか。
タウン誌の営業部門を強化し、コミュニティFMの営業も委託してしまえばよいのである。
1局ずつをプロモーションするより、10局ぐらいまとめてプロモーションした方が、効率も上がるし、スケールメリットも出てくるだろう。
とにかく、1局だけで何とかしようというのは限度があると思うのだが、いかがだろうか。
それとも3セク系は、そんな提携は地域を基盤にするコミュニティFMの趣旨に合わないとでもおっしゃるのだろうか。
現場の方の御意見等、聞かせていただきたいものである。