WPC EXPO 2004

今日は、東京ビッグサイトへ、WPC EXPO 2004を見学に行ってきた。
お目当ては、地上波デジタルラジオの端末をＦＭ東京と組んで開発しているピクセラのブース。
参考出品ということで、カードタイプの試作受信機を展示。
わざわざ非蓄積型と表示してある。
業界から、必ずそういう表記をしろと言われたが、どうも納得いかないと説明員の方。
今や、テレビの世界でも蓄積型が主流になりつつあるのに、ラジオの世界ではダメだと言われてもということのようだ。
ラジオは音楽を流すのがメインだから、それを蓄積されるのは困るというのが業界の意見らしい。
わかったような、わからないような話だ。
デジタルになって、一番ナーバスになっているのが音楽業界。
実演者団体なんか、デジタルにするのはかまわないが、ちゃんと利益を分配しろというスタンス。
音楽業界だけが、利益の分配のしかたよりも、デジタルにして一般人が自由に利用するのが許せないというスタンスのようだ。
権利を守りたいのか、金が欲しいのか、どっちなんだ、なんて悪態をつきたくなる。
とにかく、音楽を自由に利用しあうためのシステム作りにもう少し業界は気を配るべきだろう。
パッケージビジネスにいつまでもすがりつくのは、そろそろやめたらどうだろうか。
などと、個人的にぼやいていても仕方がない。
私は私の道を行く。
今日は、コミュニティFMとは直接関係ない話になったが、御参考までに。