フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

空港にコミュニティFMを

前から思っているのだが、どうして空港にコミュニティFMを作らないのだろう。
空港だと、毎日飛行機の離発着というイベントがあり、それを伝えているだけで十分情報発信もできるのではないだろうか。
修学旅行の出発情報、帰着情報なども聞きたい人は多いだろうし、フライト情報の正確なものも災害時には欲しいだろう。
観光地情報とか世界の情報とか、親和性の高い情報も一杯ある。
こういう情報がいつでも聞けるなら、その局のイメージはきわめてハイセンスなものになるのではないだろうか。
音源としては、JALが出しているジェットストリームのCDを流していれば、リスナーもBGMにはもってこいだろう。
ついでに、城達也さんの語りもどさくさにまぎれて流してみたら、面白かったりして。
コミュニティFMなのだから、少々のことは許してもらえるのではないだろうか。


とはいえ、実際はなかなかうまくはいかない。
私も昨年、ある大規模空港にコミュニティFMを作ろうというプロジェクトに参加した。
ただ、あまりにも空港の規模が大きすぎるのと、関連する会社や人の数も多く、それぞれの思惑もあって、なかなか具体的な話にならない。
無理することもないので、今のところ私は静観中。
ただ、空港にコミュニティFMがあれば、どんなに便利だろうと今でも思っている。
インターネットで、飛行機が飛び上がる姿を放送しながら、付帯情報を流したりするのが私の夢の一つである。
みなさんの街の空港でも、一度検討されてはどうだろうか。