フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ノーハウ

昨日の話をコミュニティFMの世界で考えてみよう。
あなたが、コミュニティFMの番組責任者だとしたら、普段からどれだけ番組制作のスタッフと話をしているだろうか。
雇っているスタッフであろうと、ボランティア・スタッフであろうと、一番大事なのはコミュニケーションである。
今何を考えているのか、どんな企画をあたためているのか。
何が不満、どこを改善してほしい?
プロデューサーは、スタッフが気持ちよく働ける環境を整備するのも仕事。
スタッフや、ディレクター、タレントの能力の最高値を引き出すためには、どういう空気が必要なのか、いつもそれを考えていないといけない。
金がないなら、ないなりに工夫する。
足らぬ、足らぬは工夫が足らぬ、という言葉は確かに情けないスローガンではあるが、金がない、人材がいない、時間がないと、ないないばかり言っていても何も始まらない。
みんながやりたいと思っていること、それはどうしたら実現できるのか、そのノーハウをあなたは持っているかということだ。
自給自足の番組作り、そんなノーハウも少しずつ身につけて行かないといけない。
日々の進歩とは、まさにそういうところにある。
昨日はこうやったことを、今日はこうやろう。
そうしたら、お金をかけないでも、前よりもいいものになるはず・・・。
自分に足りないと思ったものは、日々学習しよう。
本を読んだり、インターネットで情報収集したり、それでもわからないことがあったら、私のところに質問していただいてもいい。
面白い番組を作るには、それなりのノーハウが必要だ。
気分のまま番組を作って行っても、そのままでは面白くならないのは自明のことである。