フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リスナーが見えてますか?

番組を作るものが、心しないといけないこと。
それは、放送をしながら、リスナーの姿が見えているかどうか。
あなたが喋り手なら、そのリスナーがあなたの言葉にどう反応し、次に何を望んでいるかが見えないといけない。
あなたが、ディレクターなら、こういう音楽をかければ人はどう思うか、どう言う人がこの曲を好むか等も見えていないといけない。
ラジオはリスナーも作り手もイマジネーションの勝負なのである。
一番リスナーをつかめる人は、一番リスナー像を適格に把握できる人である。
この原則はコミュニティFMでも変わらない。
もし、自分が関わっている番組がほとんど反響がないというのなら、それは貴方が、貴方の放送局がリスナーの姿を把握していないということに他ならない。
一体、毎日、誰に向かって放送しているのだろう。
コミュニティFMを聞いてくれないリスナーが悪いのではない。
問題はどこにあると問われれば、貴方自身にあるとしか言い様がないことになる。
私がこの欄を書きはじめて、8ヶ月ほどになる。
始め出したころは、おそらく誰も読んではいないだろうという感じがした。
しかし、書いているうちに、少しずつ読んで下さる人が増えてきたのを実感して行った。
どんな人が、どんな気持ちでこれを読んでおられるのか、私は毎日一生懸命想像しながら、キーボードを叩いている。
読んでいただけることに、素直に感謝している。
メールをいただけることを、心から喜んでいる。
だから、コミュニティFMの皆さんも、諦めることなく、誠意でリスナーに放送を届けてあげて下さい。
リスナーの姿が見えておられますか?