フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

インディーズとコミュニティFM

メジャーなレコード会社は一部を除いてコミュニティFMを相手にしていない。
プロモーションの手段とは考えていないということだ。
だから、基本的にはサンプルCDは渡さないし、プロモーション資料も送らない。
コミュニティFMの人にとっては当てが外れた、というところか。
新曲をもっとかけたい、ヒット曲をもっとかけたいと思っても音源がない。
市場に売りに出されるまで、番組でかけることもできない。
広域のFM局が発売の1週間前、2週間前からかけているというのに。
これじゃ、競争できないじゃないかと思ったりするだろう。
思いきって、インディーズを優遇したらどうだろう。
インディーズにとっては、コミュニティFMも大事なメディアだ。
聞いている人が一人でも二人でも、インディーズ・アーチストにとってはとても重要だ。
ストリートで、誰一人聞いていなくても歌い続けたことがあるのだから、少なくとも放送局の中でメッセージを送り届けることができたり、曲を聴いてもらえたりできるならウェルカムなはずである。
コミュニティFMがインディーズを知らないのでは話にならないが、メジャーばかり追いかけず、ぜひインディーズの音楽にも接してあげてほしい。
サンプルを送ってくれといわれれば、無理してでも用意するはずだ。
音楽は人に聞いてもらってなんぼなのである。
コミュニティFMのみなさん、もっとインディーズ・チャートにも注目しましょう。