フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

笑えない放送局の話

2/17の話の続きである。
放送局は、電波割り当てを受ければ簡単に儲かるという考え方は今も根強い。
利権化し、政治家やフィクサーが裏で動いて、既得権者に認可が下りるというのが普通である。
認可さえ受ければ、後はどこかのネットワークに入って、キー局の言う通りに放送していればいい。
社会的地位は高いし、何もしなくてもネット保証料とかが労せずして入って来る。
どんなアホぼんが社長でも、経営が成り立つという神話(真話?)まで作られてしまうのである。
それが災いしたのか、放送業界、いわゆるオピニオンリーダーになりそうな人材がまるで育たない。
次々に逸材を産み出す、新聞業界とまるで違うのだ。
放送局に哲学なんか、本当にあるのかないのかわからない。
放送業界、今日も反省なし、という状況がまかり通っている。
何故か?エモやんではないが「ベンチがあほやから」人材が育たないのである。
又、コネ入社なるものの跋扈も目に余る。
放送局に入ったらカッコイイぐらいの気持ちのコネ野郎にハングリー精神はない。
評価される人は、おしなべてハングリーである。
努力もし、情報にも日々精通している。
時代の動きを適確につかみ、次はどうなるかをいつも意識しながら仕事をしている。
そんな奴が、どれだけ放送業界にいる?


しかも、その放送業界からドロップアウトした連中をコミュニティFMを作ろうとする人が当てにしているのを見ると、何だかなあ、なのである。
コミュニティFMができて10年も経つのに、未だにビジネスモデルが確立されないのは、結局こういった自称放送経験者がろくすっぽ頭を働かしていないからではないのか。
だから、次に見るようなマンガみたいな放送局が出て来るのである。
あっと、長くなるのでその話は、また明日と言うことで・・