フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

DJのタマゴ君たち

金曜日の新年会に、DJのタマゴ君たちも15人ほど集まりました。
すでに、コミュニティFMのレギュラーを持っている人たちもたくさんいました。
一人一人は自分の未来に不安は持ちつつも、とにかく前を向いて頑張ろうという熱気に溢れていました。
私の使命は、多分彼らの不安を少しでも和らげることだと思って、真正面から彼らの言葉と向き合っておりました。
しかし、多人数を相手にするとさすがに体力が持ちませんでした。
おかげで、土曜日は一日中ダウン。
旧来の疲れもたまっていたのでしょうが、身体の不具合になやまされていた次第です。
コミュニティFM、今年も次々に新局が誕生すると聞いています。
本来なら、DJ君たちの職場がもっと増えるはず、求人の数も増えるはずなのですが、200局近くあるコミュニティFMに比して、その需要が相変わらず低いのは何故なのでしょうか。
プロのDJなどいらない、喋りなんか、その辺の若い連中で事足れりとするのかもしれません。
どうせ誰も聞いていない、そんな時間に金のかかるDJはいらない、そう思っておられる方もおられそうです。
東京のコミュニティFMのオーナーの方はこういっておられました。
私は、出演者にはちゃんと日本語が喋れる人を起用して欲しい。
他の局のような、素人のような質の悪い話し方をする番組は作らないでほしい。
だから、ボランティアで番組を埋めようなどとは私は思わない。
個人的には、そんなことをすると制作費が高くなって、ペイしないと思うのですが、その矜持は大いに参考にしたいと思いました。
DJという職業をもっと自立化させたい、今より多くのDJ需要を作り出したい、彼らタマゴ君たちと話しながら、私は心の底からそう思いました。
マチュアDJじゃなく、プロのDJを。
いまだ道は遠いことは承知の上で、私なりに努力していこうと思っております。