フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

適正価格(番外編)

民放連による「2011年度のテレビ、ラジオ営業収入見通し」が発表された。
http://goo.gl/8riTg
ラジオの項にはこうある。


* 2011年度は10年度から下げ幅が半減し、06年度以降では最小のマイナス幅と予測。
* スポットは持ち直し傾向にあるが、プラス基調に到るのは難しいか。
* 各社へのアンケートの集計では、FM社の2011年度は若干のプラス見込み。
* 大きな話題となり、エリア拡大も予想されるradikoNHKとのラジオ活性化に向けた協調路線、V-Low帯マルチメディア放送への参入計画などの新しい動きが営業活動に与えるプラス効果に期待。
ということで、2011年度は2.1%減の予想である。(2010年度の予測は5.0%減)
ラジオ業界、話題はradikoLISMO WAVEも加わり、そこそこ賑やかではあるが持ち直すところまでは行っていない。
引き続き、制作費のカットが4月から予想される。
売上減に合わせて投資額を減らせば、ますます売上が減るという負のスパイラル。
このスパイラルから抜けるには、従来のビジネスモデルを根本的に変えていく必要がある。
「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない」という山猫の言葉が思い出される。
タイムがいくら、スポットがいくら、多分その発想も変えた方がいいのではと最近の私は書き続けたわけだ。


さて、そんなことを考え考え書き続けた結果、皆さんからのアクセスが活発になったのを感じている。
ツイッターでも、このブログに言及していただいたり、リンクしていただいたりしている。
やはり、こういう類の話題が今のラジオに必要なのかもしれない。
ネットを検索しても、あまりこういう話が出てこないので珍しいということでもあろう。
どういう形であれ、議論が活発になるのは私としても勉強になるので大変ありがたい。
時々、古巣あたりから警告があったりするので、言葉には気をつけなければいけないが、ま、皆さんのアクセスがある限りは、このブログを続けていきたいとは思っている。
4月から、またまたラジオの現場に戻る可能性も出てきているので、さてどこまで自由にこの欄を埋めることができるかという不安もあるが。
何か正直アンビバレント、放った矢が自分に返ってくるとしたら、さてどうしようかな。