フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ジャーナリストのスキル

佐々木俊尚著『電子書籍の衝撃』(ディスカバー携書)に、「これからのジャーナリストに必要なスキル」というものが紹介されています。
ニューヨークタイムズのヴァリム・ラヴルシクさんとコロンビア大学のスリー・スリーニヴァサン教授が提起したものだということで、参考になると思いますのでご紹介しておきます。


1.的確なタイミングで的確な内容のコンテンツを的確なスキルを駆使し、多様なメディアから情報を発信する能力。
2.多くのファンたちと会話を交わし、そのコミュニティを運用できる能力。
3.自分の専門分野の中から優良なコンテンツを探してきて、他の人にも分け与えることのできる選択眼。
4.リンクでお互いがつながっているウェブの世界の中で自分の声で情報を発信し、参加できる力。
5.一緒に仕事をしている仲間たちや他の専門家、そして自分のコンテンツを愛してくれるファンたちと強調していく能力。


放送マンはジャーナリストたるべしと薫陶を受けた私としても、確かに重要だなと思うことばかり。
日々、スキルを磨くことも、ジャーナリストの務め、これからも一つ一つ学んで行かないといけません。


佐々木俊尚さんのコメント。
「これらのスキルはジャーナリストだけではなく、ブログやツイッターなどのソーシャルメディア全盛時代に知的活動を行う人すべてに当てはまることなのではないかと思います。当然、本の書き手や音楽家も例外ではありません。」
ソーシャルメディア全盛というより、まだ始まったばかり。
その使い方に習熟している方は、圧倒的に少数なのが現実でしょう。
それゆえ、ジャーナリストの責務は大きいと思われるのですが、日暮れて道遠い気もしますね。